大掃除と言えば、普段なかなかやることのできない箇所の掃除をすると思います。換気扇やレンジ、調理器具等なかなか手強い汚れと立ち向かわなければなりません。
構想では、アレコレと考えるのですが、ついつい後回しにして、結果今年も手つかずで終わるということも...
我が家だけでしょうか。
この大掃除の際に、是非付け加えて欲しいチェック項目です。
コンセント周りの整理です。
これは、高齢者宅だけではないとは思いますが、特に高齢者宅では、電気製品の入替えは頻繁に行わず、買い増ししていくパターンが多いのではないでしょうか。
するとどうなるか。
そう、「タコ足配線」になってしまいます。
差し込み口が必要ですから、差せればOK状態ですね。
場合によっては、テーブルタップ(電源タップ)で、差し込み口を確保するケースもあると思います。
電気を一気に使いすぎると、ブレーカーが落ちてしまうのは稀にですが発生してしまいます。
ブレーカーについては、コチラを参照して下さい。 (参考)
では、ブレーカーがお落ちなければ安全か?
タコ足配線の場合、差し込み口に埃が溜まり、そこが結露等で湿気を帯び、ショートしてしまい、発煙・発火する恐れがあります。
また、テーブルタップは、容量オーバーによる焼損が発生する恐れがあります。
家庭用のコンセントは、100V用の場合、15A(1500W)が多いと思います。
テーブルタップは、機器にその容量の記載があると思います。
接続している機器の、A(電流)・W(電力)の合算が、その容量をオーバーすると危険です。
勿論、接続だけなら良いのですが、同時使用すると容量オーバーです。
自宅の大掃除だけでなく、離れて住む親の元に行く機会の多い時期です。こういう危険個所のチェックだけでもしてみたら如何でしょうか。
乾燥対策でマスクをしている方も多く見かけます。
また、脛の痒みで乾燥を感じると言っている人もいます。
乾燥しがちな時期ですので、ご注意下さい。
以下、全然余談ですが、タコ足配線で思い出しました。
年末年始で、タコ(特に酢だこ)が好物でよく食べますが、豊洲市場の卸売平均価格も、2018年は大幅に上がっていますね。