映画「こんな夜更けにバナナかよ」を観てきました。
選択肢としては、
・クリード 炎の宿敵
・ボヘミアン・ラプソディ
・アリー/スター誕生
・こんな夜更けにバナナかよ
でした。
このチョイスは、以前、筋ジストロフィーを患う方のお話を聞く機会がありましたので、興味があったこと、あとは配役からでしょうか。
色々思うことはありました。
障がい者本人は元より、その障がい者を持つ子どもを思う親の気持ち。
何故、あれだけ我が儘放題にしていて、ボランティアで協力してもらえるのか。
筋ジストロフィーは、症状が進行していくと、人の助け無しでは、生活どころか、生きていけない訳です。
要領が良い学生が、早々に愛想をつかしていく一方、最初違和感を感じていて、徐々にボランティア活動に惹かれていく人。
特に「医者の言う命って何なんだ!」の一言が考えさせられました。
言葉も発せられない状態になり、天井を見つめる状態になって生き続ける。
医療技術の進歩により、平均寿命が100歳になっても驚かないかもしれません。
が・・・
これは、将来考えなくてはいけないことが起こり得ることかもしれません。
もし、重篤な病気等になった場合、
・どこで最期を迎えたいか。
・病名・余命の告知を知りたいか。
・終末期医療を行うか。
・苦痛の緩和のための治療を行うか。
・植物人間になったときに延命治療か尊厳死か。
等々
遺される家族の想いもありますが、まず本人の意思はどうなのかが大切です。普段から話題にできるような内容ではないかもしれませんが、意思表示できない状態になる前に、このような映画を観た後には話題にできるかもしれませんね。
このような意思を、終活ノート(エンディングノート)に書いておくというのも良いのではないでしょうか。