浜松市自主防災隊の防災委員研修会に行ってきました。
・熊本地震の際の、避難所自主運営について
・活動事例報告
・台風24号による大規模停電の状況と対策について
が主な内容でした。
熊本地震の際も、
本震後に停電となりましたが、
避難所設営時まず発電機所有者に持ち寄りを依頼、
まずは、灯りを確保したということでした。
事前に、地域で発電機所有者を把握できていたことが
大きかったと言います。
真っ暗な中、情報が全くない状況は、
不安を煽るだけになってしまいますね。
情報収集も、
電話は繋がりにくい状態で、まず使用不能。
何で情報収集を行うか。
ラジオか携帯電話でのネット情報でしょうか。
広域被災になれば、広域の全体情報になり、
自分達の地域の情報はなかなか知り得ません。
一部地域の場合でも、実は同様です。
高齢の両親のみで住んでいる地域が
被災した時の安否確認の方法をどうするか、
確認できるまでホント心配になるのではないでしょうか。
熊本地震では、
SNSが活躍したということです。
但し、SNSの場合、
どれが正確な情報か分からない場合も多くあります。
誤った情報を拡散されてしまうこともあります。
そのため、LINEグループ等で、
避難所責任者間の情報共有を行い、
避難所運営リーダーから、
朝昼晩の食事前に最新情報を周知したことで、
正確で最新情報の伝達がスムーズに
できたということです。
避難所に避難してきていない人等には
防災無線で連絡をしたということです。
私の住む地域では、
防災無線が無い、
外国人で日本語でのコミニュケーションが難しい、
という問題があります。
電話やテレビ・ラジオからの情報より
ネットからの情報収集が役立つことが多いかもしれません。
灯りとともに、モバイルの充電が大切になりますね。
昨年、9月30日上陸の台風24号の影響で
愛知県東部~静岡県を中心に大規模停電が発生しました。
復旧に手間取ったのは、
平地部では、トタンやビニール等の飛散物
山間部では、倒木による被害が
広域で発生したというものでした。
中部電力では、
現場での確認作業後、
工事依頼・復旧依頼を実施という事務処理を
モバイル化することで、大幅な時間短縮となり、
停電情報を詳細化した情報発信など
様々な対応策を実施されています。
また、でんきの窓口という
無料アプリにより、
停電情報等を知ることができます。
現在浜松は、区単位ですが、
町単位、契約者単位まで把握できるように
対応中ということです。
詳しくは ー> 中部電力でんきの窓口HP