50代って、どういう年代でしょうか?
子ども達は手を離れ、
親は後期高齢者
住宅ローンもまだ残っている
会社勤めなら、そろそろ定年を意識
自営業なら、事業承継も考え出し
:
今までは、視点が子ども中心だったものが、
自分や配偶者に向かうことも
増えてくると思います。
また、高齢の親の生活も心配です。
何か分からないが、漠然とした不安、
でも、まだまだ。
50代どころか60代も、
65歳以上で高齢者と表現されていますが、
有職者数も増加してきて
現役世代と言えると思います。
ただ、会社の規定等にもよりますが、
再雇用での延長がいいのか
再就職がいいのか
プチ起業がいいのか
など判断が難しい悩みも出てくるかもしれません。
生命保険も
更新型の定期保険特約付き等を契約していると
更新時の同条件での保険料提示に驚き、
どういう契約に見直しが良いかという悩みも出てきます。
こういう時に、「そういう年齢かー」と
感じるのではないでしょうか。
高齢の親も
そろそろ介護が必要になってくるかもしれません。
介護はどうする?
生活の拠点はどうする?
住宅ローンの残高を考えると、
早く返済してしまって、返済完了にする。
生命保険料も保険料を考え、
解約返戻金等を引き当て、
保障内容を維持する。
または、保険料を少なくするために、
本来必要と思われた保障内容を抑える。
親の介護は、この責任。
うちに引き取って面倒を看る。
親の住んでいた家は暫くそのまま。
または、介護離職して同居。
このように、各物事を
個々で判断してしまうかもしれません。
個々に考え、良いと思えたことも、
今後の生活全体からみると
少し違ったなということにもなりかねません。
まさしく、木を見て森を見ず。
部分最適=全体最適とは
なかなかなりません。
最終的には、
気持ちの問題が大きいと思いますので、
その人の判断となりますが、
生活基盤となる全体像をまずは抑えた上で、
個々の判断をするというのは如何でしょうか。
自分のことは自分が一番分かっている?
早めに全体把握をした方が良いのは当然ですが、
それがなかなかできないものです。
何か一つでも検討を要することが発生した時点で
全体把握をしておくことをお勧めします。