40代50代の方の親世代では、
年金受給をしていると思います。
偶数月の15日になると
外出しているとすると
年金振込先の金融機関かもしれません。
どこに行っていますか?
同居していても、
親の取引先金融機関を
知らないことが多いと思います。
年金振込先の口座は、
代理で引出しをお願いされて
知っていたとしても、
蓄えの口座はなかなか。
自分の財産を狙っているとは
思わないまでも、
当てにされていると
思われてしまうのではと
聞きずらいということは
あると思います。
ただ、相続のことを
考えておかなければいけないかもしれません。
相続対策とは、
相続税の対策だけではありません。
自宅の不動産のみで、
現金(預貯金含め)があまり無い場合、
その不動産を売却し、
遺産相続できれば良いのですが、
同居の子と別居の子が居たら・・・
もし、
高齢の親が認知症になったら。
その
生活費
医療費
介護費
等をどうしますか?
親の年金や蓄えからと考えていても、
金融機関はどこか?
預貯金通帳・印鑑・キャッシュカードは?
キャッシュカードの暗証番号は?
自宅周辺の金融機関を聞きまくれば
確認できますが、
認知症と分かった時点で、
口座が凍結ということに💦
エンディング(終活)ノートに
記載してくれてあれば良いのですが。
自分も終活を始めたので、
一緒にという流れに行ければ
良いかもしれません。
ただ、死を意識させられたとなると
気分を害されるかもしれません。
認知症を発症してしまっても、
年金と預貯金の範囲内でやりくりできれば、
成年後見制度等を使うことで、
本人の生活費や各費用を賄うことができます。
ただ、
もしそれで賄うことができず、
仮に不動産を売却してとなると、
成年後見では難しくなります。
遺言書を書いてあったとしても、
まだ生存中は対応できません。
こういう時のために、
「家族信託」を活用すると
話やすいかもしれません。
自分が何かあったときに
自分のために
託した子が使うという約束の元
口座や不動産の管理を
任せるというものです。
近所や知人の死や
法事等があったときが
話題にするタイミングとしては
良いかもしれません。
普段から
会話ができていれば
意外にスムースに
話が進むのではないでしょうか。
例えば遠州信用金庫さんでは、
「委託者 浜松×× 受託者 浜松〇〇」
という口座を作ることができます。
しっかりとした契約書を作ってあり、
印鑑証明が必要ということですが、
これなら安心ではないでしょうか。