昨晩、
相続税の基本的な計算方法を
教えて欲しいという依頼のもと
軽く応じて実施しました。
30分位のレクチャーでと
思っていましたが、
簡単な試算をしてみると
なかなか進まず、
結果、2時間かかりました。
今の時代、
パソコンを使って計算すると
あっという間にできてしまうのですが、
そもそもどういう計算をしているのかを
理解するのが目的ですから、
ちょっと時間が掛かりました。
相続税関係では、
例えば、以下のことは理解している人は多いと思います。
・法定相続分
・遺留分
・相続税基礎控除
(3,000万円+(600万円×法定相続人の数))
・生命保険料非課税限度額
(500万円×法定相続人の数)
個々を理解できている人でも、
実際に、どうやって計算していくのかを
なかなか分かっている人は少ないと思います。
基礎控除や生命保険を計算のタイミング
負債や葬式代はどうなるのか
配偶者や未成年はどうなるのかなど等々
こういった基本的な計算以外にも
何が課税価格になるのか
不動産の評価はどうなるのか
等々が出てきます。
「分かっている」が
「できる」ではないということ。
この2つの間には、
行動に移せるかという
大きなハードルも
待ち受けていますが・・・
個々を部分的に対応できたとしても、
全体最適化にならないことも
「相続税の計算ができる」が
「節税対策ができる」と
いうことにもなりませんね。
視点が違いますね。
見方を変えないと見えてきません。
少し、堅い話になってしまいましたので、
騙し絵でなごんでください(笑)
見た目、おじいさんが寝ている絵に見えます。
実は、女性も見えるということです。
分かりますか?
次に、下図のAとBは同じ色だと分かっています。
同じ色に見えますか?
か
く
に
ん
の
た
め
図
を
切り取って、近づけてみました。
画像ソフトを使い、
Bを切り取りAの横に貼り付けただけです。