浜松市の場合、
高齢者の持ち家率が高くなっています。
一方、
団塊の世代が後期高齢者になる
2025年問題
高齢者のみ世帯の増加
空き家問題
がクローズアップされてきています。
自らの老後資金の確保だけでなく、
後継ぎがいない場合
子が家を継がない(戻ってこない)場合
子たちの争続(相続)対策
などのために
マイホームを活用した資金作りも
検討に値すると思います。
財産が多い場合は、
現金より不動産で所有しているメリットや
小規模宅地の評価減の特例等も利用できる場合もあり
マイホームはそのままということが
多いと思います。
蓄えと老齢年金だけでは
不安が不足だというケースでは、
マイホームでという検討も
出てくると思います。
自らは転居を前提として、
売却
賃貸
がまずは浮かぶと思います。
他に手はないだろうか。
「リバースモーゲージ」
「リースバック」
はご存知でしょうか。
似ているようで、違う仕組みです。
リバースモーゲージは、
マイホームを担保に、
金融機関からお金を借りる。
リースバックは、
マイホームを売却し、
売却後に売却先と賃貸契約する。
いずれも、お金を手に入れ
そのまま住み続けることができます。
違いは、
自己所有のままと
賃貸
となること以外にもあり、
それぞれメリット、デメリットがあります。
バリアフリー化等
住環境整備のための資金確保なら
リバースモーゲージが良いと思います。
賃貸では、勝手にできませんね。
また、少額の資金調達も可能。
リースバックは、
高齢者施設等への入居を検討している場合、
賃貸ですので利用しやすいと思います。
また、事業用として利用していた不動産も
活用することができます。
困った時の救済策になると思いますが、
仕組みをしっかり理解した上でないと
後悔しかねません。
しっかり把握した上でご利用下さい。