よく見かけますが、
実は「超高齢化社会」という表現は
正確ではありません。
なんとなく言いたいことは
分かりますが。
言い間違いということではないと
思いますが。
感覚的には、
近くに居て会えなかった人に対し、
「ニアミスでしたね!」
と言うレベルかと。
ニアミスとは、
・航空機どうしが空中で接触しそうなほどに接近すること。 異常接近。
・転じて、本来は距離を置くべき人どうしが、異常に接近すること。
そう、近くにいたことが
危なかったーという時に
使う言葉ですね。
あなたと接触しそうで
焦ったということですね。
でも、
言いたいことは分かりますので、
そこは大人の対応で(笑)
では、
「超高齢化社会」の正確な定義です。
世界保健機関(WHO)が、
高齢化率を元に定めています。
”高齢化率”とは、
総人口に占める、65歳以上の人の割合
高齢化率が
7%を超えると「高齢化社会」
14%を超えると「高齢社会」
21%超は「超高齢社会」
日本は、
1970年に高齢化社会、
1994年に高齢社会
2007年には21%を超え、
超高齢社会に突入しています。
そう、日本の現状は
「超高齢社会」です。
今後、少子化が一層進み、
高齢者の人数は増えなくても
高齢化率が高くなっていくという
推計も出ています。