いよいよ、
新元号「令和」が始まりますね。
次の時代へと移ることで、
毎日の生活がどこか変わるような
感じがするから不思議です。
でも、このような節目を大事にして、
心新たに前進していきいという
気持ちです。
このバトンタッチが
スムーズにいくかどうか。
リレー形式の場合、
非常に大事になってきます。
陸上や水泳のようなスポーツだけでなく、
各ご家庭の世代交代も
このバトンタッチが非常に大事になります。
昔であれば”家督相続”というものも
ありましたが、
今は”法定相続”に変わりました。
ただ、まだ高齢者の中には、
家督相続というイメージが強い方も
いるのではないでしょうか。
”相続”というと
相続税をイメージする方も
多いと思います。
この場合、
うちはそんなに財産が無いから
となりますが、
果たしてそうでしょうか?
現金・預貯金・有価証券
不動産(建物・土地・権利)
自動車・骨董品・宝石
その他にもありますね。
相続税の非課税枠は、
3,000万円+相続人の数×600万円
一次相続・二次相続まで考慮しておくことが
重要になります。
”一次相続”は、両親のどちらからが亡くなって、
配偶者と子が相続人になること。
”二次相続”は、一次相続後に残された配偶者が
亡くなった時の相続のこと。
一次相続のときより
二次相続の場合の方が法定相続人が少なくなります。
また、配偶者に特別の非課税枠等があるため、
目先で考えてしまうと、
二次相続時の相続時に困ることになりかねません。
また、
特に不動産は、登記上按分するという方法も
あるのかもしれませんが、
問題の先送りにしかならないかもしれません。
この不動産の取扱が難儀するかもしれません。
賃貸・売買可能で、
全員が賛同となればよいのですが・・・
同居していた家族がいた場合、
誰に同居していない場合、
長らく空き家になったいた場合、
様々な状態が考えられます。
このように、
直近の相続だけでなく、
次世代のバトンタッチを
スムーズにするためには、
相応の準備が必要になってくる筈です。
遺言書などでの対応もありますが、
遺留分は残ります。
生前贈与
生命保険
家族信託
等による対応も考えられます。
税金だけでなく、
どう分けるか
非常に大事ですね。
バトンをスムーズに渡すためには、
渡す人に責任があると
個人的には思っていいます。
責任とまでも言わなくても、
親が子にしてあげられる
最後の仕事かもしれませんね。
当然、マイナスの財産対応も。