「ねんきん定期便」って何?
と言う方も決して少なくないという現状。
誕生月に日本年金機構から
郵送で届いていると思います。
内容としては、
あなたは、
何歳から、
どれくらいの年金を受給できるか
という見込み額と
今までにどれくらい保険料を納付したか
等が明記されています。
潤沢に貯蓄がある場合は良いのですが、
多くの方の老後資金の土台
となるものだと思います。
まずは、見込みですが、
確認しておくと良いと思います。
さて、
今年から、あれっ?と
思う内容がありました。
まさに、
少しでも長く働いて下さい!
という意図を感じます。
今年のねんきん定期便が
届いていない方は
まだ確認できないと思いますが。
個人的には、
お金のことを別にしても
働けるうちは働くことについては
推奨派です。
自分個人としては、
ピンコロが理想です。
このようなイメージ図が出ていました。
繰り下げ受給(受給を遅らせた)ケース
となります。
実際の受給開始年齢から
幾らかという受給見込額が印字され、
それより多くなりますというイメージです。
最大5年間延ばして、42%増ですので、
大きいですね!
繰り下げた月数×0.7%が加算になり
現在は、最大70歳までの5年間です。
計算すると、
0.7×12か月×5年=42%
という計算です。
会社員等、厚生年金の方は、
老齢基礎年金と老齢厚生年金に分かれます。
繰り上げする場合、
その両方を同時にする必要がありますが、
繰り下げの場合は、
それぞれ別々に行うことが可能です。
例えば、
老齢基礎年金は、65歳から
老齢厚生年金は、繰り下げ等
割増になるため、
一見お得感はありますが、
死亡するまでという前提がありますので、
なかなか判断が難しいかもしれません。
ただ、繰り下げをしていて
本来受給できるものを受給していない場合、
遺族がそれを受け取ることが可能です。
(割増分はもらえませんが)
また、
単純な支給額だけでなく、
所得税についても考慮をお忘れなく!
余計に判断が難しくなりますね💦
最近、雑誌などにも
繰り上げ支給
繰り下げ受給
についての記事が多く掲載されています。
あくまでも
ケースバイケースだと思います。
昨日の記事では、
右に倣えの人が多いということを
書かせてもらいましたが、
繰り上げ、繰り下げは、
今後どうなるか分からない
「なるべく早いうちに!」
という心理が働くのか、
此方が多数派ということです。
さぁ、どうしましょうか。