会社員の場合、
50代になると「定年」を意識しだすと思います。
”定年制廃止”や”定年延長”
というところもありますが、
多くは、”再雇用制度”だと思います。
定年年齢を「60歳」として考えてみます。
あと何年生きるだろうか。
誰にも分かりませんが、
では、統計上から考えると
何を参考にすれば良いのでしょうか。
平均寿命は、
毎年発表されています。
毎年のように延びていますね。
2017年の日本人の平均寿命は
女性が87.26歳、
男性が81.09歳
とすると、
女性27.26歳
男性21.09歳
実は、この平均寿命は、
0歳児の平均余命のことです。
平均余命は、各年齢ごとに算出されます。
各年齢ごとに1年以内に死亡する確率等
平均してあと何年生きられるか。
平均余命を見てみます。
(2017年平成29年データ)
女 男
50歳 38.29 32.61
55歳 33.59 28.08
60歳 28.97 23.72
70歳 20.03 15.73
80歳 11.84 8.95
如何でしょうか。
平均寿命より長くなりますね。
今後さらに延びていくことは
十分に考えられます。
定年後に、
仕事をどうするかは
非常に大事な判断になります。
年金受給・貯蓄も考慮する
必要がありますね。
もう一つ、
健康寿命があります。
下図の健康寿命は、浜松市の統計です。
平均寿命と健康寿命の差がありますね。
認知症・介護の問題が出てくる可能性があります。
働くことが、
平均寿命を延ばすことに繋がるとも言われ
お金以外の面でも仕事をどうするかは
大事になってきますね。