厚生労働省が2019年6月7日に発表の
人口動態統計によると、
2018年に生まれた子どもの数(出生数)は
91万8397人で過去最低を更新。
合計特殊出生率は1.42
人口を維持する水準は、
2.07ということですので、
かなりの差があります。
更に少子化が進んでいるという現状です。
原因としては、
晩産化や結婚をしない人が増えている
影響が大きいとしていますが、
共働き世帯の増加も大きいですね。
さて、この”合計特殊出生率”って
何でしょうか?
何か特殊な計算???
「1人の女性が生涯に産む子どもの数」
ウィキペディアでは、
女性が出産可能な年齢を15歳から49歳までと規定し、
それぞれの出生率を出し、足し合わせることで、
人口構成の偏りを排除し、
一人の女性が一生に産む子供の数の平均を求める
都道府県別出生率では、
最も低いのは、東京都で1.20
最も高いのは、沖縄県で1.89
人口ピラミッドを見てみると一目瞭然
年金制度を構築した時点では、
みごとなピラミッドです。
それが、いびつになり、
現在44歳以上の人のすべてが
後期高齢者となる2050年は!!!
少子化が進むことで、
様々な問題が発生しています。
産年齢人口(15歳以上65歳未満)が
減少傾向することで、
人手不足(労働力不足)
経済の停滞
社会保障の維持
等とても大きな問題となりますね。
現在の年金制度は、
積立てたものが自分に戻る方式ではなく、
賦課方式と言われる、
働く現在現役の人が払い込んだ金を
現在の高齢者に支給する仕組みです。
核家族化も進んでいますが、
三世代同居のメリットは、子育てでも
大きいと言われています。
”家族で”ですね。