厚生労働省より
平成30年国民生活基礎調査
(厚生労働省HP)
が発表されました。
報道各社も
この高齢者の”半数が年金収入”のみ
また、
”55%が生活が苦しい”
という内容を掲載しています。
高齢者(65歳以上)では
老齢年金受給が
開始されていると思いますので、
公的年金は受給している人が
殆どだと思います。
働いて得た収入等は稼働所得
賃貸や利子等の収入は財産所得
としています。
高齢者世帯で、
収入が公的年金・恩給のみの
世帯が51.1%(約半数)という
結果は、意外に少ないという
感想を持ちました。
高齢者世帯とは、
65歳以上の者のみで構成するか、
又はこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯
高齢者世帯の
生活意識が苦しいは、
大変苦しい22%
やや苦しい33.1%
合計で55.1%が苦しい。
では、
児童のいる世帯では?
大変苦しい27.4%
やや苦しい34.6%
合計で62.1%が苦しい。
高齢者世帯より
児童のいる世帯の方が
生活が苦しいと感じている
世帯が多い!!!
全世帯でみても、
57.7%は生活が苦しいと
しています。
この統計だけ見ると
高齢者だけが苦しい訳ではない
ということが分かります。
預貯金の元金や
生命保険の支払保険料は
所得ではありませんので
このデータには反映されていません。
さて、
所得金額階級別世帯数の相対度数分布
です。
当ブログでは
何回も書かせてもらっていますが、
平均を見て如何ですか?
世帯所得金額の平均は、
551万6千円です。
でも、中央値は、
423万円です。
平均は、全所得金額÷世帯数
中央値は、全世帯数÷2となる
所得金額順の真ん中の世帯のもの
ということになります。
統計を見るならコチラの
中央値ですね。
世界や日本の状況より、
自分はどうなんだろうか?
ここが関心事ではないでしょうか。
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