金融広報中央委員会(日本銀行)が
金融リテラシー調査(2019年)の
結果を公開。
”金融リテラシー”とは、
お金の知識・判断力
調査の目的は、
18歳以上の個人の金融リテラシーの
現状把握
調査内容として、
・家計管理
・生活設計
・金融取引の基本
・金融・経済の基礎
・保険
・ローン・クレジット
・資産形成
・外部の知見活用
50代の公的年金に関する理解
50代の公的年金に関する理解は?
(報告書 (図表46)50代の公的年金に関する理解<Q27>)
如何でしょうか。
昨日の記事
高齢者世帯の半数が年金収入のみ 生活も苦しい
でも書きましたが、
65歳以上の高齢者世帯で、
収入が公的年金・恩給のみの
世帯が51.1%という調査結果です。
預貯金、生命保険等の
貯蓄を除くと
公的年金が収入の柱となります。
その柱がしっかりしたものに
備えておくのが50代ですね。
そのためには、
少なくても上図の各項目に対して
「知っている」という
回答にはしておきたいですね。
この理解比率は、
全体でみても同じような傾向です。
50代の定年退職後の生活費についての準備状況
必要費用と意識 79.7%
必要額の認識 51.1%
資金計画の策定 34.6%
資金の確保 26.1%
「あり」と回答した人です。
これを見る限り、
知っている
でも
やっていない
という人が多いですね。
50代になったら
「ねんきん定期便」が
誕生月に届いたら
少なくても
受給開始年齢
老齢年金受給見込額
これくらいは確認しておきましょう。
受給見込額は年額ですので、
12で割ると月額は。
今の収入と比べてどうですか?
因みに、
年金受給額>手取り額
所得税
住民税
介護保険料
国民健康保険料又は
後期高齢者医療保険料
年金から税金、社会保険料が
差し引かれて幾ら残りますか?