今の時代、色々な方法で
必要な情報を入手し
知ることができます。
無料で入手できる情報がある。
でも、何故
本を購入したり、
セミナーを受講したり、
するのでしょうか?
如何にも斬新なタイトルで
興味を惹かれ購入したものの
内容は知っていることばかり
ということはありませんか?
また、
セミナーを受講し、
アンケートに書かないまでも
「既に知っている情報だ!」
「無料で入手できる情報だ!」
という感想を持ったことは
ありませんか?
勿論、
全く初めて見聞きしたことも
あるかもしれません。
でも、大切なことは
その情報を入手にする事ではなく、
それをどう活用するか。
例えば、
ファイナンシャルプランナーの
資格取得の勉強をしたとします。
お金に関わるあらゆる分野を
知る必要があります。
その中で、
”公的年金”についても
知識として知る必要があります。
無事資格を取得できたとすると
一応は、その知識を持っている
知っているということになります。
細かく知る場合は、
日本年金機構のHP等で
調べることができます。
では、この状態になった人が
年金のアドバイスが可能でしょうか?
知っていると分かるは違う。
分かるとできるは違う。
できると説明できるは違う。
書籍もセミナーも
ある目的(成果を得る)のために
構成されていることが多いと
思います。
「知っている」と思う人は
この個々の情報のことでは
ないでしょうか。
知っていると思った情報も
もう古い情報かもしれません。
大切なことは、
その情報を得て、
何をするか。
某コンサルタント会社で
同業他社の視察ツアーを
毎年開催しています。
同業他社ですので、
基本的なオペレーションは
変わらない筈です。
このツアーに
新人が参加した場合の感想は、
「うちと同じ」
「もうやっている」
という内容になりがち。
ところが、
経営陣が参加した場合は、
その感想も大きく異なってきます。
経験も豊富である筈の人の方が
一つ一つの内容の違いに
気づきやすいということもあります。
基本的なことを
継続して徹底できているのは
何故かということもあります。
同じ情報でも違ってきますね。