そもそも、損得を問うことがどうなんだ?
ということもあるかもしれませんが、
親族の葬式に参列して
ふと思ったので、問うてみました。
直近の合計特殊出生率
(1人の女性が生涯に産む子どもの数)
1.43人です。
統計上、
子どもがいないか、
2人以上という家庭が
多いということ。
2人以上の場合、
最初に生まれた子が長子に
なる訳ですが、
損得は、子どもの頃から
兄弟の中では
それぞれ違う視点(立場)で
考えられていることかも
しれません。
最初の子どもは、
親にとっても初めてのことばかり。
ついつい、過保護になってしまったり、
一挙手一投足写真撮影をしたり。
2番目からは慣れがありますので、
極端に写真の枚数も減るということも
あるかもしれません。
長子は、常に新品のもの
2番目からはお下がりということも。
親の育て方にもよると思いますが、
長子優先する家庭
長子に我慢させる家庭
同じように育てたつもりでも、
子からすると違うということも
あると思います。
故に、こういった面では
損得は家庭次第ということに
なるかもしれません。
さて、「お葬式」で思ったこと
家督相続ではない現在
「家」という考え方も違いが
あるとは思います。
でも、
喪主は、長子(男性)が務める
墓の相続は長子
ということが多くないでしょうか。
長子の役割が多いということが
あるのではないでしょうか。
葬式の費用は、親の資産からと
なるかもしれませんが、
不足すれば、兄弟で按分
家督相続ではなく
法定相続の時代です。
子の遺産相続分は、
子の人数で按分
相続の揉め事で
今までの関係も・・・
うちの子たちに限って
と考えている人は多いです。
違う環境で
生活をしている状況下で
考えが異なるのは
当然ではないでしょうか。
どう育てられたかという
他の兄弟との比較をして
不満は多いと思います。
(良かったことは差し置いて)
遺産は遺さない
分割の備えをしておく
ということでしょうか。