老後資金2,000万円問題
参院選挙期間中も争点になり、
今は?
今後、在職老齢年金についても
検討がされていくようですが、
全員が関わることですので、
関心を持っていきたいですね。
金融庁の報告書で
この数字が独り歩きした
という感じもありますが、
「少し考えれば分かること」
「今までも出ていたこと」
という感想を持つ人も
決して少なくありません。
こうした現実を
自分のこととして考え、
自らの人生設計を
しているかどうか。
仕組みを知らず、
人生設計をしていない
ということは、
真っ暗闇を進むようなもの
ではないでしょうか。
もう、7月も下旬です。
老後資金2000万円問題以後
ねんきん定期便が
6月と7月の誕生日の人は
届いていると思います。
中身を確認しましたか?
50歳以上の場合、
老齢年金の見込額が
記載されています。
今の収入のままという
前提ですので、
変動要素はあります。
当然、
モデル世帯ではありませんが、
夫婦世帯であれば、
世帯収入で考えることが
必要になると思いますので、
夫婦合わせての試算が
必要になりますね。
50歳未満の場合でも、
受給額のシミュレーションを
することができます。
繰り下げ受給のイメージ図も
あったと思いますが、
受給額が増えたから
可処分所得(手取り)が
増えるかどうか?
また、会社員の場合、
老齢基礎年金と
老齢厚生年金がありますので
繰り下げの場合、
分けることもできます。
さて、年金制度で
難しいのが
「マクロ経済スライド」
というもの。
年金を支える現役世代が
減っていく状況で
「入りと出」の調整は
必須となります。
物価変動にも
対応する必要があります。
イメージとしてですが、
エアコンのように
外気温の変動に対し、
設定温度は調整
していると思います。
エアコンの負荷等々など
深くは考えないでくださいねm(__)m
物価が上昇したからといって
年金給付額が同じ率で上昇
とはならず調整されます。
こういう調整もされる
という前提で
自らの生活設計を
していく必要があると
思っています。
今まさに人生100年時代
「人生設計」
の重要性を実感した時
だと思います。