残暑お見舞い申し上げます。
例年、夏場にエアコンで
話題になること。
「つけっぱなしは損?得?」
結論から言います。
エアコンを設置してある環境によります。
また、停止時間によります。
「なんだよー!」
と思われた方、ゴメンナサイ。
でも、それが本当の話です。
まず前提として
エアコンは運転開始時が一番電気を使用
参考ブログ
エアコンをこまめにオンオフすると、余計に電気代がかかる?
これは実際にとある配送センターの
事務所での測定結果です。
今の新築住宅は
非常に断熱性に優れています。
全面に断熱材が入り、
一番熱が入りやすい窓も2重窓
こういうお宅は、
エアコンの効きも非常に良いですね。
熱の移動も少ないため
低負荷での運転が可能です。
こういう状態であれば、
つけっぱなしで良いかもしれません。
例えば、
室温が30℃を超えるところで、
室温を28℃に保つために
設定温度を26℃にしていたとします。
26℃になると、停止(低負荷運転)となり
28℃になるとまた運転再開となります。
これの繰り返しです。
28℃に早く上昇してしまうと
運転再開までのサイクルが短い
結果、電気代が掛かってしまう。
メーカーサイト等では、
30分程度の時間が目安としています。
30分以上空ける場合は、オフ
因みに、
設定温度を1℃変えると
約10%近く消費電力も変動します。
エアコンの節電
やはり窓から熱が入ってきます。
葦簀や簾、カーテン等を使って
熱を遮断することは重要です。
南向きで直射日光の当たる部屋は、
常に高負荷での運転かもしれません。
この場合は、こまめにオンオフ
の方が良いかもしれませんね。
夜間であれば、
設定温度を少し高めておくと
省エネ運転になると思います。
日光を気にするのは
室内だけではありません。
実は、室外機も同様。
室外機が置いてある場所が
アスファルトの上や屋上と
土の上では違います。
また、東面と西面でも。
西面は一番長い時間
直射日光が当たります。
(建物等が周りに無い場合)
室外機の周りに
草木が茂っていたり、
荷物が置いてあるのもNG
大切なのは風通しです。
エアコンというと
室内機のフィルター掃除が
大事というのは知っていると
思います。
それと同じ位大切です。
フィルター掃除を怠ると
熱の感知が正常に働かないこともあり
無駄な電気を使うこともあります。
また、エアコンの設定は
できれば、「自動」で!
今の家庭用エアコンは
非常に省エネ性能が高いです。
設定を変えると
強制的にその動きをしますので、
抑えられるものも抑えられない
ということにもなりかねません。
また、扇風機を上手に
使用すると快適性も上がります。
扇風機は消費電力かなり低いです。
あっ!
あと大事なこと。
エアコンの性能にもよります。
古い物であれば、
こまめにオンオフの方が良いかと。