金融機関と言えば、
賞与支給前の定期預貯金の
キャンペーンをはじめ
ローンの案内等
様々なことを行っていますね。
ただ、金利が低いため
住宅ローンでは借りて貰うだけでなく、
追加での保険加入にも力が入っている
感じがします。
偶数月の15日と言えば?
そう年金の支給日ですね。
若い頃、
給与が入るとプチ贅沢をし
少しずつ手持ちが減少、
給与支給日が待ち遠しい
という思いをした方も
少なくないと思います。
年金受給者となる高齢者の場合も、
年金が占める割合が非常に多く
年金受給日が待ち遠しいか方も
多いのではないかと思います。
直近の国民生活基礎調査では、
高齢者世帯の所得に対する
公的年金・恩給の割合は
66.3%となっています。
偶数月の15日の午前中に
金融機関に高齢者が集まる理由です。
一方の金融機関でも、
幟を立てたり、職員が出迎えたり
している光景を目にします。
金融機関が年金指定口座獲得に積極的なワケ
1.定期的に集まる低コストの預貯金源
2.顧客との長期間取引となる
3.歩留まり率が高い
(口座から引き出されずに残る)
4.取引深耕への展開が可能
高齢者の場合は、
簡単に別の金融機関に移すことが少ないと
思います。
最初に口座を指定してくれれば
取引期間は長くなります。
その上で、
大きなお金が動く可能性がある
相続などに繋がることも期待できますね。
預貯金の状況が見えることから
客先志向ではない提案が無いことを願います。
金融機関というだけで信頼しますので。
かんぽ生命の一連の事件は
非常に残念ですね。