QOL(Quality of Life)
略すと、
「生活の質」
「人生の質」
となります。
ではこれは、
できる贅沢をするということでしょうか?
生活レベルを上げると言い換えてみても
いいかもしれませんが。
高価な高カロリーで
美味しい食事ばかりしていると。
また、
ちょっとした移動もタクシー等を使い
身体に楽をさせると。
待ち構えているのは、
”生活習慣病”ですね。
クオリティ・オブ・ライフ(QOL)とは
Wikipediaでは、
一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念
また、
国立がん研究センターでは、
治療や療養生活を送る患者さんの肉体的、精神的、社会的、経済的、すべてを含めた生活の質を意味します。病気による症状や治療の副作用などによって、患者さんは治療前と同じようには生活できなくなることがあります。QOLは、このような変化の中で患者さんが自分らしく納得のいく生活の質の維持を目指すという考え方です。治療法を選ぶときには、治療効果だけでなくQOLを保てるかどうかを考慮していくことも大切です。
如何でしょうか?
加齢と共に、
若い頃とは同じようなことは
できにくくなります。
また、嗜好も変化してきますね。
あなたの求める生活の質とは?
病気になった時の治療や
介護状態になったときの介護を
どのようにして欲しいのかも
考えておいた方が良いですね。
場所や誰にという課題にも
繋がってきますね。
最期のことを考えると
個人的には、
・最期に感謝の言葉を言いたい
・最期まで自分の足で歩きたい
・最期まで下の処理は自分でしたい
等があります。
そのためには、今が大事ですね。
「活きる」という表現が好きですが、
ソクラテスも、こう言っています
「なによりも大切にすべきは、
ただ生きることでなく、
よく生きることである」
こんな投稿も
お金持ちだから海外旅行に飛び回っていた奥さまが、
施設に入って退屈で仕方ない、つまらない、旅行に行けない人間に価値はないと嘆いていたけど、入浴介助時に一緒に大声で唄ったら
「私は風呂で歌ったこと無かったけど楽しいわね。普段の生活にも楽しいことってあるのね」と言った。
あるのよ。
— タガメ@沼の底から (@tagamekamo) September 20, 2019
親の介護 あなたならどっち?
介護現場でよく言われることは、
日々その利用者のことを考えて
ケアプラン等に従って実施しているのですが、
利用者の家族が
「可哀想」「好きなものを」という気持ちで
おやつ等を持ってくることがあると言います。
とある介護士さんは、
入居者さんにご家族が飲み込めないのにおやつ持ってくるとか、
糖尿なのに饅頭持ってくるとか書くと、殺す気なんだな。
とたくさんコメントきますが、
本当に「だって食べたいのに可哀想だもの」とか言ってるから、逆に始末が悪い。謎の栄養サプリたくさん飲ませたり、良かれと思ってるから怖い。
— タガメ@沼の底から (@tagamekamo) September 20, 2019
長生きをして欲しいのか
余生を好きな物を食べて過ごして欲しいのか
本人の意向は?
望む生活に合致したところで暮らしているか。