”歩く”
健常者であれば、
呼吸をするのと同じレベルで
当たり前にできることでは
ないでしょうか。
どちらの足を出して、
手はどう動かすか。
行進の練習をする時などは
気にしたりしますが、
普段は、何も気にせず
行動できていると思います。
先日、
高齢者の親族と外出をした際に
杖をついて歩いていましたが、
グレーチング(側溝などにある金属状のもの)
の上を歩くと突然バランスを崩しました。
細い溝があるだけ
滑ったわけでも、
引っかかったわけでもありません。
溝を見て自分でバランスを
維持できなかったようです。
加齢と共に進む歩行障害
40代50代になってくると
若い頃に気にならない段差も
思わず「ヨイショ!」と
声を出して行動することも
あるのではないでしょうか。
やはり、
身体機能の衰えがあります。
運動不足ということもありますね。
小さい頃と比べて、
上下の運動は圧倒的に
少なくなると思います。
また、回転も。
となると咄嗟の時の
バランスも維持が難しくなりますね。
それが高齢者になると
一層進んでしまいます。
高齢者と言っても、
65歳
75歳
85歳
では大きく異なりますね。
イメージ的には、
今までは大地の上を歩いていたものが
平均台の上を歩くような感じかも
しれません。
「うまく歩けない」
「ふらつく」
「段差が怖い」
車椅子や台車等を
道路で押してみると分かりますが、
ちょっとした段差や傾斜がかなりあり
移動しにくいものです。
高齢者が歩行障害が進んでしまうと
外出が億劫になってしまうのも
分かる気がします。
高齢者の歩行障害
特徴としては、
「歩く速度がゆっくりになる」
「歩幅が狭くなる」
があると思います。
ふらつき
身体の痛み
筋力の衰え
もありますが、
一度転倒等をしてしまうと
それがどうしても怖いですね。
この歩行障害を防ぐためには、
やはり普段から歩くことでは
ないでしょうか。
当たり前にできていたことが
当たり前にできなくなる。
加齢というものはそういうモノ
かもしれませんが、
それを遅らせることはできると思います。
最期まで自分の足で歩き続けたい!