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年金

年金の貰い方 繰り下げは損?得?

投稿日:

これから年金を貰う人の多くは
65歳から受給開始となります。

気をつけないといけないので
自動的に受給開始となる訳では
ないということ。

自らが請求して初めて受給開始と
なります。

 

老齢年金には、
老齢基礎年金と
老齢厚生年金が
あります。

公的年金の加入実績に応じて、
何が受給できるかが決まりますが、
現状を確認するものとして
誕生月に届く「ねんきん定期便」が
ありますので、
ハガキの圧着を剥がして確認下さい。

 

それぞれ受給要件というものがあり、
「老齢基礎年金」の場合は、
保険料納付済月数等により
年金額が確定します。

また、
「老齢厚生年金」の場合は、
平均標準報酬額とその月数によって
年金額が変わってきます。

 

年金の繰り下げ受給

「繰り下げ」受給とは、
要件が幾つかありますが、
受給権を得た時に請求せずに
受給開始を遅らせることです。

年金額の増減

 

上図の赤色の通り、
繰り下げた月数×07%が増額となります。

最大の5年間とすると
0.7%×12か月×5年=42%の増額です。

 

もし、老齢基礎年金の
受給額が満額(平成31年度780,100円/年)
だとすると、受給額は1,107,742円/年と
327,642円が増額されることになります。

 

仮に1年間(12か月)の繰り下げだとしても、
0.7%×12=8.4%の増額です。

 

預貯金の金利と比較すると、
1か月の0.7でも1桁違いますが、
それが累計されるということになります!

 

 

年金の繰り下げ受給の留意点

まず、何と言っても気になるのは、
何歳になったら普通に貰うのより
得をするかということかもしれません。

また、人の寿命は誰にも分かりません。
明日かもしれないし、
100歳までかもしれません。

 

目先の数値だけではなく、
世帯として考えることが
必要にないます。

 

繰り上げでも書かせてもらいましたが、
繰り下げ受給の場合、
受給開始された年金は一生涯増額です。

 

・老齢基礎年金と老齢厚生年金の
受給開始を分けることができる。
(繰り下げは同時にしかできません。)

配偶者の年齢・年金額も
合わせて考慮するべきですね。
生計が別なら話は別ですが・・・

 

・老齢基礎年金の付加年金は、
同様に繰り下げられ、増額される。

ただし、振替加算は繰り下げ支給に
タイミングは合わせられるものの
加算はなし。

 

・現状は、60か月(5年)が限度であり、
60か月を超えて申し出をしても
60か月分の増額。

 

また、
これも見直しがされる方向ですが、
65歳以上で働いている場合、
在職老齢年金も
考慮する必要があります。
ただし、月47万円が基準ですが。

当然、課税も気にするところです。

 

ここまでを考慮して、
可処分所得(手取り)が如何に多い
ではないでしょうか。

 

老齢年金を受給する前に
亡くなってしまったら

受給権があったものを受給していない場合、
遺族に支給されます。(未支給年金)

ただし、繰り下げの増額分はありません。

 

 

お花畑状態の頭で考えると
70歳まで働き、
老齢年金は最大限繰り下げして
70歳から受給。

これが一番収入としては多そうですね。

仮に年金額相当の貯蓄があるのであれば、
今の金利で考えると
繰り下げの増額率は魅力的ですね。

70歳まで働けたら、
健康面でもプラスですね。
若い人達とのバランスが必要ですが。

 

どう働くかは、
65歳になってから考えても
対応は難しいと思います。

50代のうちに
資金計画、働き方等を
考えておくことが大切ですね。

勿論、月日の経過とともに
見直しは必要になりますが。

 

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