毎月月末に
電力会社より3か月後に適用の
燃料費調整単価が発表されます。
昨日
中部電力では2020年1月適用の
燃料費調整単価が発表されました。
燃料費調整とは、
基準の電力量単価に対して
燃料費の時価を考慮して
単価を調整するものです。
電力会社により
使用される燃料が異なりますので
電力会社毎に異なってきます。
ただ、だいだいの傾向は同じような
感じだと思います。
電力契約が
新電力会社であっても燃料費の変動により
供給される単価は変動します。
新電力会社への切り替え等の際は、
ここを見誤ると、
表面上は削減できたように見えるため
気を付けて下さい。
例えば、
前年の実績データ(使用料金等)から
同一の契約の今年の単価を使って
計算するだけでも下がっています。
ここは本日の話題から逸れますので
ここまでにします。
このデータは、
低圧と高圧のある一部の契約を
抜き取ってみていますが、
推移は見て取れると思います。
高圧は工場や大規模店舗等
低圧は家庭や商店等の200V
最近は、
家庭でも200V電源のものを使っていますね。
IHヒーター
エアコン
等が多いのではないでしょうか。
昨年は上昇傾向でしたが、
今年は下がっています。
7~9月の3か月間は
夏季料金となり割り増しとなります。
そのため大きな山になっています。
10月に消費税率が2%上がっていますが、
2019年1月と2020年1月で比較すると
2020年1月の方が、約5.5%下がっています。
暖房費、電力料金は、
この単価×使用量によって大きく変動します。
仮に、
前年同様の使用量だとすると下がってきますね。
さて、今年の冬の冷え込みはどうなるでしょうか。