昭和61年3月以前に
結婚をしていた方からのご相談です。
「年金未納の記憶が無いのですが、
老齢基礎年金が満額(令和元年度780,100円)
ではないのですが?」
直近1年間の納付状況は
全て3号
1か月当たりの納付に対する受取額は、
780,000円÷480か月=1,625円/か月
(定期便記載の見込額ー780,000円)÷1,625円
が未納若しくは未加入の可能性があります。
20歳以降の加入履歴を確認しましたが、
詳細は覚えていないものの
結婚した時期が昭和61年以前
暫く働いていなかったことが判明
昭和61年4月から
基礎年金が導入されました。
このタイミングで、
厚生年金被保険者の配偶者(扶養の範囲内)は
国民年金第3号被保険者となりました。
ということは、
結婚前に働いていた会社を退社し
昭和61年3月までの期間は?
ビンゴでした。
この期間に
国民年金に未加入であれば合致です。
加入した記憶はないと言うこと。
(アドバイス)
60歳以降、国民年金保険に任意加入
付加年金400円も払って、増額です。
65歳以降の老齢基礎年金で
この任意加入した保険料は
1年弱で元は取れます。
長寿化の現在、
生涯貰える老齢年金ですので
しっかり把握しておきたいですね。