毎月月末頃になると
電力会社から「燃料費調整単価」
というものが発表になります。
燃料費調整単価とは?
飛行機の燃油サーチャージ同様
発電に関わる原料の価格変動に対し
その調整をするものです。
各電力会社で、
原料の構成比が異なりますので、
電力会社によって変わってきます。
電気料金には、
大きく分けて
「基本料金」と
「電力量料金」があります。
燃料費調整単価は、
使った量に応じて変動する
電力量料金となります。
実際の計算式は異なりますが、
(電力量料金単価±燃料費調整単価)×使用量
ということです。
算定基準となる3か月の平均を使います。
ちょっと時差があります。
今月は5月分の発表がありましたが、
5月分は、12月~2月の平均です。
新電力等
契約の見直しで、
電力量料金単価は変わりますが、
燃料費調整により変動するのは同じです。
中部電力電力量料金推移
電力会社毎に
電力量料金単価、
燃料費調整単価
も異なりますので、
中部電力の同じ契約
(低圧、高圧業務用電力FR-B)
でその推移を見てみます。
低圧は、
一般家庭では
200V電源で使用する
IHヒーターやエアコンが
該当します。
10年前と比べてしまうと
約1.5倍です💦
でも、前年比で見ると
消費税率も上がっており
再生可能エネルギー発電促進賦課金も
若干上がっていますが、
安くはなっています。
ただ、このグラフの通り
2010年以降では高い状況と言えます。