テレビCMなどでも
「こんなに安く!」と
安さをアピールしているものが
あります。
生命保険料の負担を抑えたいのは
誰しも同じだと思います。
ただ、何事もバランスです。
究極の生命保険料削減案は
「解約」ですね。
解約することで保険料は発生しません。
と同時に補償も無くなります。
リスクの高いものは高くなるが
万一のときのことを考えてですね。
このバランスが難しいと言えば
難しいのですが、
これを判断するのは自分自身です。
生命保険は掛け捨てがお得?
生命保険には貯蓄性のある保険と、
貯蓄性のない掛け捨て保険があります。
”掛け捨て”は、
貯蓄性が無いため保険料も安くなります。
一方、
”貯蓄性”のものは
金利が異常に安い現状では入る必要が無い
と言う方もいると思います。
これは、保険料だけを見ると
ということになります。
年金受給に関してもそうですが、
受給額は、可処分所得で見るべきです。
可処分所得とは、
支給総額から税金や社会保険料を
差し引いた手取り(振り込み)金額のことです。
生命保険控除というものを
ご存知だと思います。
年末調整の際に
加入している保険により
控除額が変わってきます。
年間8万円以上の生命保険に加入で、
所得税40000円の所得控除
住民税28000円の所得控除
を受けることが可能です。
平均的な税率である
所得税率10%の人の場合、
所得税、住民税合わせて
6800円の節税になります。
なかなか、利子で
これだけ堪らないですね!
掛け捨てで保険料が安くなると
この恩恵が少なくなりますね。
生命保険料控除による節税分を
利子と考えるとどうでしょうか?
目先のお金の移動だけに
目を取られると損をしてしまう結果に
なるかもしれません。
1人当たりの貯蓄という統計データでは、
預貯金以外に
有価証券
生命保険等も入ってきます。
公的年金には、
老齢年金
障害年金
遺族年金
の3つがあります。
長生きできたとき
介護や障害を持ったとき
亡くたってしまったとき
誰も先のことは分かりません。