SNSは、
誰にも簡単に利用できるものであり、
気軽に情報発信することができます。
通常は、その内容は
フォロワーと言われる友達が
目にするだけで留まりますが、
一度拡散が始まると
その拡散力は凄まじいものがあります。
それだけに、投稿する内容には
気をつける必要が出てきます。
8月の猛暑が続く中、
Twitterでは、
「#廃棄前提おじさん」
がトレンド入りしました。
所謂、大炎上です。
この方に関連するものでは、
他にも幾つかトレンド入りしました。
どのようなツイートだったのでしょうか。
その切っ掛けのツイートです。
問題ツイート
Go Toでちょっと高い旅館に泊まったら、大失敗。出てきた夕食がこれ。さらに天麩羅とごはん、お吸い物。多すぎて到底食べきれない。シニア層がメインターゲットのはずなので、つまり廃棄前提(としか思えないし、実際にかなりの廃棄が出ているはず)。不味くはないけど、体験価値としては…… pic.twitter.com/hw3xsCQTfM
— よりかね けいいち@子どもに伝えたいIT/メディアリテラシー(noteサークル) (@k_yorikane) August 10, 2020
本人のプロフィールから
Webメディアのプロ助っ人
アウトドア年間約100日&キャンプ30泊
普段は旅館を利用しないがGoToキャンペーン
ということもあり泊まったところで
気づいたことを投稿
廃棄ロスの問題提起
そして、ターゲット層から考えると
料理提供が一致していないのでは
という問題提起だと思います。
これが大炎上となりました。
大炎上の理由
例えば、食べ物等の場合
美味しい、不味いは
その人の主観によるものが多いと思います。
この価格帯としてはという表現であっても
なかなか難しいですね。
高い旅館に泊まって「料理が多い」ことが
ダメ出しされることかどうか?
多分、夕飯付きの宿泊では
普通レベルの量と思う方が多かった
そもそも予約段階等で
選択・交渉できるものではなかったか?
決めつけて批判は気になるところ
普段は旅館を使用しないだけに
より強く印象に残ったのだと思います。
見え方が違ったのではないでしょうか。
大炎上の要因を総轄すると、
書き方の問題ではないでしょうか。
例えば、批判と捉えられる表現でなく
提案と捉えられる表現であったら
どうだったでしょうか。
自分自身も
できているかと問われると
気をつけなくてはいけないと
言わざるを得ません。
食品の廃棄ロスは重要なテーマです。
また、多様化する需要に
ターゲットを明確にして対応することも。
ただ、宿は
素泊まりプランや
色々な食事のパターンを用意していると思います。
今回は、
この方が関係する方から
炎上マーケティングという表現が出た結果、
旅館側が公式サイトで
「SNSで取り沙汰されている件につきまして、
当宿で宣伝目的の依頼などは一切しておりません」
と否定する発表がされました。