浜松西法人会の研修会として、
題名「新型コロナウイルス感染症の最新情報と感染予防」
の講演が行われ、聴講してきました。
2時間という講演時間でしたが、
非常に多くの情報を
提供していただきましたので
何回かに分けて
情報共有してきたいと思います。
講師は、
クルーズ船の感染者受け入れ以降
静岡県内では最多となる
100名以上の患者を受け入れた
浜松医療センターの院長補佐です。
院内感染対策の責任者
でもあると言う方です。
それだけに、
実施に対応してきた中での
情報となります。
余分な脚色をせず
お聞きしたそのままの情報です。
ますは、第1回目です。
講演会場の感染対策
コロン感染拡大以降
セミナー等には
参加していませんでしたので
その開催方法も気になりました。
今回の会場は
グランドホテル浜松2F鳳中
広い宴会場です。
参加者は、
定員を絞って募集していました。
マスク必須です。
手の消毒、
検温を経て
会場内へ
会場内は、
長テーブル１つに対し
受講生1名です。
C02モニターを使用し
二酸化炭素濃度を計測していましたが、
常時600ppm以下でした。
非常に換気が良く
ソーシャルディスタンスを確保し
マスク着用です。
受付では、
飛沫防止パーテーションも
設置されていました。
万全ですね。
COVID-19感染注意の人
勿論、誰も感染予防対策を実施し
注意が必要ですが、
感染しやすい状況、人
重篤化しやすい人がいる
ということ。
「感染力は市民が思っているほど強くない」
（二次発症率）
濃厚接触者 5％
同居家族 10～40％
食事の共有 7％
買い物でのやり取り 0.6％
医療従事者の無防備曝露 3％以下
濃厚接触者の定義
下記3条件を満たす時・感染者から1m未満にいる
・感染者も自分もマスクをしていない
・15分以上一緒にいる
通常の食事の共有では低めですが、
宴会やBBQなどは
大声を出し、密集しやすいため
要注意ということです。
飛行機や新幹線なども
換気は優れている。
コチラのブログもご参考まで↓
GoToトラベルキャンペーンを使って出張に行ってきました。
GoToトラベルキャンペーンにより
旅行は大丈夫
一方、帰省は要注意
自粛した方が良い。
講師曰く
空気感染はしない（しにくい）
ということでしたが、
乾燥した空気では
感染リスクはある。
世界保健機構（WHO）での
正式名称は
「COVID-19」
病原体名は
「SARS-CoV-2」
致死率は3～4％
SARS-CoV 10％
MERS-CoV 37％
65歳以上の高齢者、糖尿病、慢性腎臓疾患
年齢別致死率では、
80歳以上では、11.9％と高く
70歳以上でも、5.6％
妊婦
免疫学的及び生理学的な変化があり、
呼吸器感染症が重篤化するリスクが高い
非妊婦に対し
・入院する確率 5.4倍
・集中治療室に入院する確率 1.5倍
・人工呼吸器管理が必要となる確率 1.7倍
・死亡リスク 差が無い
喫煙
新型コロナウイルスに感染しやすい
喫煙行為によって、
ウイルスが付着したタバコや手指が口に使づく
喫煙によって、
ウイルスが肺細胞に付着する部位が増加する
感染した場合には重篤化しやすい
喫煙によって、
肺疾患を合併していたり、
肺の機能が低下している
COVID-19臨床経過
かぜ症状・嗅覚味覚障害の
軽症のまま治癒が80％
発症～1週間程度
何をもって
軽症で済むか
重症化するかは現在まだ不明
CTでは判断できず
慢性疾患のない若年成年（18～34歳）
であっても回復には
長期間を要することもある
5人に1人は
検査が陽性となってから
14～21日は
日常の健康に戻らなかった。
健康を保ち
他の人々を守るためには
・同居してい無い人とは1.8m空ける
・頻繁に手洗い（消毒）をする
・マスクを常時かつ適切に着用する
長くなりましたので、今回はここまでにします。
次回は、感染対策について