”遠くの親戚より近くの他人”
意味としては、
遠方にいる親戚よりも使くにいる他人の方が頼りになる。また、
疎遠な親戚よりも仲の良い(よくコミニケションをとる)他人の方が助けになる。
ですが、
今の時代はどうでしょうか?
近所福祉の意識と実態
静岡福祉文化を考える会というところが
「近所福祉の意識と実態」
をテーマにした調査・研究活動の
報告書が紹介されました。
都市部では以前から言われていましたが
「近所付き合いの希薄化」
隣に住む人がどういう人か分からない
挨拶をしたことがない
顔も見たことがない
静岡県内では、
賃貸アパートなどで
入れ替わりが激しいところ等は別として
なかなか想像がつきにくいものでした。
2020年度と
同じテーマで調査した
11年度、16年度で比較すると
「近所付き合いは消極的で希薄化している」
「コミュニティーの機能が住民に十分に理解されていない」
という分析結果が出ました。
コロナ禍により進展?
新型コロナにより
地域の関わりがより希薄に!
地域の活動が自粛された
影響は大きいと思います。
自治会活動
自主防災活動
地域運動会
地域納涼祭
お祭り
:
特に、浜松市はお祭りが盛んな地域です。
このようなイベントを通じ
地域の人たちとの繋がりがあったと思います。
今は、
立ち話も敬遠されてしまいますね💦
立ち話や色々なイベントは無くても
挨拶はできますね。
挨拶やホント短い会話でも
地域作りには大切な一歩だと思います。
近所付き合いは重要
持ち家率の高い浜松市は
特にそうだと思いますが、
転居が考えにくい状況ですから
近所付き合いは
非常に重要かつ大切になりますね。
何かあったときには
まずは自助ですが、
次は公助でしょうか?
自然災害の時等は
広域に亘る被害があったときは
手が回りませんから、
やはり共助が大切になってきます。
どういう人が住んでいるか
避難可能(1人で歩けるかなど)か
普段の在宅状況(仕事など)はどうか
近所付き合いができていると
聞かなくても分かってくることがあります。
高齢化率が高まり
高齢者のみや高齢者独居の世帯も
増加していますので
地域の関りは重要性を増していきます。
孤独の対策にもなりますね。
まずは、挨拶から始めてみませんか。